名刺のバランスは、芸術と自然と数学が融合している黄金比
最近、名刺をやけにもらうことが多く、名刺管理アプリの「Eight」が大活躍です。
そんな名刺を見ているといろんな名刺があります。くださった方々の個性がきらりと光っています。それに比べて私の名刺は、あまりインパクトもありませんが、実は3種類の名刺を持っているのです。お渡しする相手によって使い分けしています。
その名刺を並べてみているとどれもサイズが一緒ということに気づきました。当たり前のようですが、最近の名刺はちょっと小ぶりのもの、正方形のもの、折りたたんで情報がいっぱいのもの・・・多種多様な名刺があるのですが、何となく落ち着く心地よい名刺というのがどれもほぼ同じ長方形のサイズ(^^)
クレジットカードもそういえば名刺とサイズは違うけど、何となくおさまりのいい長方形・・・ってことで調べてみたら、この長方形の長辺と短辺の比率がおおよそ「8:5」ということに気づきました。
これは、かの有名な「黄金比」「フィボナッチ数列」ではありませんか?
自然界のひまわりの種の配列や花の花弁の数など自然界にもいっぱい
さらに、ミロのビーナスやパルテノン神殿など芸術や建築物の世界にも存在します。
そして、実は、私たちの身体の中のシステムにも組み込まれているとか・・・
フィボナッチ数列は、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチ(1180-1250)が発見した数列とのこと。
身体の機能解剖学などを勉強していると、自然なことが芸術であり数学であることに気づきます。また芸術的に身体を捉えた時、それはとても自然なことであり、バランスがとれていると感じるのは数学的なバランスなんだと気づきます。私たちが感じる何となくおさまりのいい感じは、自然であり、芸術的であり、よくよくみると数学的ということなんですね。
皆さんも身近な長方形のものの比率を比べてみては?「8:5」になっているかな?