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花散らしの雨…とはいわない?
皆様の近辺は、桜満開になりましたかぁ?
ここ学舎の近辺(なかもず)は満開になっています。
昨夜から今朝までの雨で少し散っていますが、
今がちょうど見ごろでしょうか?
次に雨が降ると花びら散ってしまいそうですね…。
ところで、天気予報で桜の花びらを散らす雨のことを
どこかのキャスターが
『花散らし』の雨
って言ってました。
粋な表現だなあ…と思い、詳しく調べてみると…!!
意外なことが分かりました。間違った使い方なんです。
【花散らし】
桜の季節に若い男女が野外へ出かけ、花見を理由に宴会すること
現代でゆうと
=お花見を理由に合コンする事(^^;)
という訳で
×【この雨は、花散らしの雨でしょう】
○【この雨で、花散らしは中止です】
ですね。
なお、花びらを散らす雨のことを正しくは
【桜流し】というようです。
他にも【桜の花】を使った粋な表現は…
桜吹雪・・・桜の花びらが乱れ散るさま
零れ桜・・・散る桜
花嵐・・・・桜の花が風のように散ること
桜雨・・・・桜の花が咲くころの雨
花時雨(はなしぐれ)・・・・桜の花が咲くころの冷たい雨
花の雫・・・花から滴り落ちる雫
花筏(いかだ)・・・散った花びらが水面に浮かんで漂う様子
花莚(はなむしろ)・・・花の散り敷いたさま
花冷え・・・桜が咲く頃に冷え込むこと
花曇り・・・桜の咲く頃、空が薄曇りであること
花あかり・・・群れ咲く桜の花のために、夜でも灯りをともしたように明るく見えるころ
どれも素敵な表現ですね(#^.^#)
お花見は、花散らしではなくて、この【ちらし】で
桜流しが降る前に楽しみましょう(-_-;)