スタッフブログ
スタッフブログ

エコノミークラス症候群やこむら返り予防・対策には・・・

4月14日、16日と相次ぐ大きな地震に見舞われた熊本、および大分。連日のテレビや新聞などの報道からも早く余震がおさまってほしいと願うばかりです。9万人以上の方々が避難生活を余儀なくされる中で、ここ数日は、エコノミークラス症候群の話題が報じられていました。

実は、ふくらはぎは第2の心臓ともいわれ、心臓から送り出された血液を心臓に押し戻すために、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用がとても重要なのです。血管の静脈を筋肉が収縮するごとに血液を心臓に押し戻してくれます。一度押し上げた血液は、逆流しないように静脈の弁が閉じることで、血液を重力に逆らってうまく心臓に戻してくれます。なので、ふくらはぎの筋肉の活動がとっても重要です。

エコノミークラス症候群は、長時間足を下におろしたままで動かないと、このポンプ作用がうまく働かず、足に滞った血液が血栓(血の塊)を作って肺の動脈を閉塞してしまうという病気なのです。

ということで少しでも軽く運動をしてふくらはぎをほぐしておくことがとっても大切です。足首を動かす、膝の曲げ伸ばしをする。ふくらはぎを軽くさすったり、優しく揉むなど・・・でも一番いいのは、ウォーキング(^^)こまめに立って動くことですね。

また、ふくらはぎというと「こむら返り」も多くの方に相談されます。「足が攣る」「痙攣する」といった状態ですが、多くの場合は、ストレッチを行い、少し温めてあげることで改善されます。こむら返りも足の運動不足や関節の可動域が小さくなったり、筋肉の柔軟性がなくなることで起こりやすくなります。こまめにストレッチやマッサージをするといいですね。スポーツ中のこむら返りは、多量の発汗などでカルシウムやマグネシウムなどの不足で起こることもあります。なので、電解質入りの水分をこまめに補給しましょう。

私が、よく行う方法は、ひめトレポールを使ってふくらはぎを優しくマッサージ。テレビでも見ながら、のんびりと行ってくださいね。

仰向けに寝て、壁に足を掲げて壁上りもいいですよ。

タオルを足裏でつかんで離すタオルギャザーもおススメ。

ひめトレマッサージ

ひめトレマッサージ

タオルギャザー

タオルギャザー

実は、こんな日常生活の中で起こるいろいろな身体と心の問題や悩みを少しでも改善してもらえたらと、昨年の春に自費出版で本を書かせていただきました。

『風にのる 風になる カラダもココロもしなやかに!35の元気レシピ』

・階段を登る時足が重たい

・ふくらはぎがすぐにつってしまう

・腕が上がりにくい

などなど35のレシピが用意されています。病院行くほどでもないけど、身体の不調を感じるときに役に立ててもらいたい本です。

そして、今回この本の収益金を熊本大地震の支援金にしたいと考えています。ぜひ、自分のために本を手に取っていただいて、そのことが支援活動の一助となる活動にご協力願えればうれしく思います。

風にのる 風になる

風にのる 風になる

本のご購入は、下記までお問い合わせください。

NPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会

☎:072-253-1757

✉:info@ikinobi.org

okageyumiko01

執筆担当:校長

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ