【食】から健康
先月、こちらでの勤務をお休みいただきまして、3週間ほど東京で研修を受けてきました。
シニアの介護予防に関する知識と運動指導の研修で、その中に栄養に関する講義もありました。
ひと昔前は、低栄養が問題になっていました。それは、食事がきちんととれずにエネルギー自体が少ない状態で虚弱になるという事が問題という考え方。
今は、新型栄養失調が問題になっています。それは、エネルギーは充分必要量を満たされている、いやそれ以上取れている方も多い。でも、その中で特定の栄養素ばかり摂取して、偏りがあるという状態が問題という話。
高齢者の場合だと、胃もたれやコレステロールを気にして肉を避ける、かむ力が弱くなるなどにより、硬い食材を避ける、視覚の変化によりいつも同じ色や種類の野菜を食べる‥など。
これって、若い方でも当てはまることがあるなあと。
・ダイエットで過度の糖質制限をする
・○○だけ食べるダイエット
・極端に野菜に偏食
・その我慢した反動で、スイーツにはしる
・忙しくて、ファーストフードや牛丼、コンビニで済ます。
…
このような食生活が続くと、栄養素のバランスが偏りますよね…。
(私も心当たりある要素があり、ドキッとしています)
高齢者だと、それが体力低下や認知機能低下など要介護の原因にもなる可能性があります。
若い方だと、疲れやすい・風邪をひきやすい・肩が凝るなどの体調不良、中高年だと血管の状態が悪くなる、それが心疾患や脳血管疾患へとつながる可能性があります。
その講義を聞いた翌日、ホテルでの朝食バイキングはこんな感じでチョイスしてみました。
講義の中で【食品摂取の多様性】という話が出ました。
「肉類」、「魚介類」、「卵」、「牛乳」、「大豆・大豆製品」、「緑黄色野菜」、「果物」、「芋類」、「海藻類」、「油脂類」以上10項目を満遍なくとるのが理想だそうです。
いかがでしょうか、ほぼ入っているのではないでしょうか(*^^*)
(牛乳と果物は、ヨーグルトとシリアル内のドライフルーツでご容赦を…)
こうして意識して食生活を過ごすのは、常には難しいですが、ちょっと頭の片隅に入れて、このようにラクして選択できる機会(バイキングなど)で実践するのもいいかもしれませんね…。
健康は、【食】と【休養】と、あとは【運動!】という訳で、運動はこちら 身体の学舎Re-fit
でバッチリ。
石井